頚椎捻挫(むち打ち損傷)
交通事故で多くみられる外傷のひとつです。
車の衝突時や急停止時、首がむちのようにしなって受傷します。
症状
首の痛み 運動痛 首の運動制限 頭痛
めまい 肩から手までのしびれ 吐き気 耳鳴り 脱力感といった バレリーウー症候群
などの症状がみられます。
交通事故直後に症状がみられない場合もあります。
症状が出ないからと言って放置しないでください。
後日症状が現れる場合もあるので注意を要してください。
バレリーウー症状が強い時は、専門機関の受診をおすすめいたします。
応急処置としましては、絶対安静が一番です。
事故に遭われましたら、すぐに病院への受診をお願いいたします。
シートベルト損傷
車に乗る時、みなさんシートベルトをつけていますか?
シートベルトをすることで事故した際に、車の外へ放りだされることを防いだり、身体を強く打ち付けるを防ぐことができます。
なので、シートベルトの装着はたいせつです。
しかし、正しい付け方をしていないと「シートベルト損傷」と言われるけがをしてしまいます。
本来腰にあるべきシートベルトのベルトがお腹などにあると腹腔を損傷してしまいます。
最悪、腸が破裂したり臓器や横隔膜を損傷したり椎体骨折を引き起こしてしまいます。
また、シートベルトの肩ベルトも正しく装着しないと鎖骨骨折や首の神経や血管を圧迫してしまいます。
なので、シートベルトは正しく装着しましょう。
運転席や助手席に乗る人だけでなく後部座席に乗る人もシートベルトを装着することが大切です。
そのほかの外傷
頚部捻挫(むち打ち)やシートベルト損傷以外にも交通事故では、さまざまな外傷があります。
交通事故では、頭を打つことがあります。
頭は、外傷の度合いによっては命にかかわることもある為早期に病院で診てもらいましょう。
特に、頭痛や吐き気、嘔吐、けいれん、ものを忘れてしまう(健忘)などがみられた場合は、すぐに病院へ
また、膝を強くダッシュボードに打つことで脱臼をしてしまう場合もあります。
ほかにも多くのけががあります。安易に大丈夫と思って、放置してしまうと後遺症になりかねないので怪しいな、おかしいなと少しでも感じたら専門機関を受診しましょう。
当院では、ご相談 治療を承っておりますのでご気軽にお越しください。