みなさんこんにちは!ボディメンテナンス大垣院の丸山です。
最近は朝晩が涼しくなり、セミから秋の虫に変わってきましたね
秋は行楽シーズンで9月は2回、10月は1回三連休がありますが
そんな中で気をつけてほしいのがお出かけ中の交通事故です
今回は秋の夕方”魔の時間”についてお話します
交通事故の時間の傾向”魔の時間”
空が茜色に染まる秋の夕暮れ時は風情を感じますね。しかし、実は危険な時間帯でもあるようです。
JAF(日本自動車連盟)が発表したデータよると、2011年〜2013年に発生した全交通事故を発生時間帯別に見ると
2つのピークがあることがわかりました。
それは朝7時〜9時までと夕方の5時〜7時までです。これは通勤や通学、そして買い物など
多くの人が移動する時間帯と重なっています。
さらに死亡事故だけに絞って発生時間帯別に見てみると、年間を通じて夕方の5時〜7時までが多くなります。
4月から8月では7時台と、さらに遅い時間帯に多く死亡事故が増える傾向があります。
これは一体何を示しているのでしょうか。
全交通事故の発生時間帯は朝と夕方が多くなっていました。それを死亡事故に絞ると夕方が突出しているのです。
これは人が移動するというわけでなく、日没の時間が大きく影響しているということが考えられるという結論に達します。
特にこれから秋が深まる季節は17時〜19時までの日没後の時間帯に死亡事故は多発しています。
17時~19時は日が沈んであたりが暗くなる頃。
魔の時間帯とも言われ、ドライバーや歩行者の視認性が下がり、お互いの存在に気づきにくくなってしまうのです。
太陽が水平線に沈んでしまっても、すぐには真っ暗になりません。この薄明るい状態を「薄暮」といい、
最近ではマジックアワーと呼ばれて空が美しい色になる時間帯と言われてSNSなどに写真がアップされています。
実は、この美しい薄暮の時間こそが死亡事故を多発させる魔の時間なのです。
日没後でもまだ明るさが残っているためドライバーは明るいと錯覚しがちです。
しかし、この錯覚によって歩行者を見落とし、死亡事故の原因となってしまうのです。
これを防ぐためにドライバーができることは「早めにヘッドライトを点灯する」ことです。
ヘッドライトの点灯は視界の確保だけでなく、歩行者にクルマの存在を知らせる手段でもあります。
また、歩行者も明るく目立ちやすい色の服を選んで、ドライバーに存在をアピールすることも大切です。
さらに10月になると17時以降は真っ暗です。秋は日没時間が早まるため、当然暗くなるのが早くなります。
さらに、夏は日没から約2時間かけて、ゆっくりと夜になっていきますが、秋は日没後約1時間半で夜を迎えます。
このわずか30分の差も交通事故を引き起こす要因となりうるのです。
高齢者の場合、歩行中の死亡事故が非常に多くなっています。夕暮れ時に徒歩で移動する場合は、
反射材をつけるなど遠くからでも存在を認識してもらえるような工夫を行ってください。
一人ひとりのちょっとした気遣いで、救われる命があるということをお忘れなく。
もし交通事故に巻き込まれてしまった場合
当院では交通事故に精通した者が対応し、怪我に対しての治療を行っていきます。
まずはボディメンテナンス大垣整骨院へご相談・ご連絡ください。