脱臼とは
こんにちは!ボディメンテナンス大垣の小森です。
今回紹介します、外傷は脱臼です。脱臼は、骨折や捻挫に比べ発生頻度は、とても少ないです。
まず、脱臼とは何か知っていますか?
脱臼とは、強い外力により関節が生理的可動域を越えて動いた結果関節包の損傷や弛緩が生じ、関節面の相対関係が乱れ、関節面の相互間に持続的逸脱が起きた状態のことです。とても難しいですね。
脱臼には、外傷性のものと病的に発生するものがあります。病的脱臼には、関節リウマチや片麻痺などの原因により発生します。
次に脱臼の症状についてです。
痛みのほかに受傷した関節の可動域制限や変形、機能障害などが生じます。
合併症
骨折 脱臼時に関節周囲の骨がおれることもあります。
まれですが、血管や神経、皮膚を損傷することもあります。
脱気は、早期の整復が必要です。時間がたてばたつほど筋肉が固まり整復が難しくなります。なので、脱臼になったらすぐに専門機関を受診しましょう。
肩関節脱臼
肩の脱臼は、しばしばおきます。
転んだときに手をついて脱臼したりスポーツ時に発生する場合など原因はたくさんあります。
症状としては、肩に痛みがあり変形や運動制限がみられます。また、骨折や神経、血管の損傷もまれにみられます。
脱臼した際はなるべくはやく整復します。整復したら固定を行います。その後は、リハビリをします。
肩関節の脱臼は、1度起こすと繰り返すことがあります。これを反復性肩関節脱臼といいます。脱臼を繰り返すとささいな力で脱臼が生じやすくなります。スポーツしたときに脱臼したり、寝返りをうったとき、くしゃみで脱臼したりと様々な原因でおきます。
肘関節脱臼
肩関節脱臼ほど多くみられませんが、肘の脱臼も発生します。肘の脱臼は合併症に注意が必要です。
合併症には、骨折や動脈損傷 靭帯・筋肉損傷があります。
ここで注意が必要な症状があります。小さなお子さん(1~4才くらい)で、腕が抜けた、肩が外れたという方がいます。これは大体の場合、肘内障の可能性が高いです。
肘内障は、子供の腕を強く引っ張って発症することが多いです。
肘内障のお子さんは、患部を回内で下垂して動かそうとしません。腫れはみられません。
その他の脱臼
膝蓋骨脱臼 膝蓋骨も脱臼することがあります。発生頻度は、高くないですが比較的若い女性にみられます。
ほかにも脊椎や股関節、足関節などがあります。
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