~自賠責の仕組み~
自賠責保険と任意保険
「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは、「自動車損害賠償保障法」によって加入が義務付けられている保険で、あらゆる自動車が加入しなければならない。あらゆる自動車が加入しなければならない。そのため「強制保険」とも呼ばれている。
~違反者には厳しい罰則~
自賠責保険に加入せずに自動車を運転すると・・・・・
- 「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」
- 「免許停止処分(違反点数6点)」
自賠責保険証明書を車に備えていない場合・・・・
- 「30万円以下の罰金」という処分がかせられます。
自賠責保険は交通事故の被害者に対する最低限の救済をおもな目的とする保険。そのため補償範囲は限定的で事故の相手方の身体に関する損害しか補償の対象にとならない。つまり相手方の物や自分の身体・物が損害を負ったとしても保険金は支払わない。また相手方の身体に関する損害の補償額には上限が定められており損害額が上限を超えてしまった場合は自己負担となる。
~自賠責保険の慰謝料計算方法~
自賠責保険で入通院慰謝料は1日4,200円という上限があり以下の2つの式で算出した数字のうち少ない方を採用する。
- 入院期間+通院機関
- 実通院機関(入院期間+通院期間の中で実際に病院に通った日数)×2
例
3月1日に事故に遭い3月28日までを通院期間とし治療期間は28日(1日~28日)実際に通院した実治療日数を12日をした場合。
- 治療期間:28日
- 実通院期間:12日×2=24
少ない24を採用し4,200円をかけた100,800円が慰謝料になる。
仮に28日間の治療期間中に15回の通院をした場合
- 治療期間:28日
- 実通院日数:15×2=30
28日×4,200円=117,600円となる。そのため自賠責保険による補償では通院期間が長い又は通院日数が多い方が補償額は増える
~人身傷害保険とは~
人身傷害保険とは自動車保険の任意保険の1つで相手方の有無や過失割合に関係なく被保険者の方が車の事故により傷病を負った場合に契約した保険契約に定められた基準額に基づき保険会社から実損を補愼する形で保険金の支払いを受けられる保険のこと。
人身傷害保険というのは被害者であるが怪我をしているという人も使える保険です。自分の方が過失割合が大きくてもケガをしている以上その損害を補愼してくれる。
これは通常の自動車の任意保険に加入する際オプションとして付ける事の出来る保険で事故の相手方との示談を待たずに保険金の支払いを受けることができカバーされる範囲も広いというメリットの多いものでもある。
~人身傷害保険のポイント~
- 加害者でも保険金をもらえる
- 相手方との示談より先にもらえる
- 適応範囲が広い
以上が自賠責の一部の部分になります。当院でも交通事故の患者様が来院されますが接骨院で交通事故の治療が受けれることを知らない方が多いです。接骨院でも交通事故の治療が受けれます。自賠責保険についてや慰謝料のことでわからないことがあればボディメンテナンス大垣整骨院にお越しください。スタッフが対応させていただきます。
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